第3チャクラ、ソーラープレクサスチャクラは、胃の周辺に位置する。
色は黄。
肉体レベルでは脾臓、肝臓、そして胃などに関連し、オーラ層のメンタル体と密接に関わりながら、個別的な自己認識や思考と深く関わりを持っている。
第3チャクラの問題は、「支配や怒り、批判」に関するものが多い。
エレメントは火。
火の力を外側に向けてしまうと、他人を燃やすことになる。
それは支配や残忍さ、粗暴な行い、批判や怒りとなって広がってゆく。
一方、このチャクラのポジティブな強さは、強い自己コントロールと情熱、希望、そして知恵。
人が個人としてどう生きるかをテーマに持つチャクラだ。
人間性を高める霊的な知恵に出会うと、私たちのやる気は漲り、情熱が蘇る。
私たちを真理から隔てている障害を、このチャクラの力を使って燃やしてしまい、内なる情熱を呼び覚まそう。
その炎は、周囲の人々の闇をも明るく照らすことになる。
例えば、霊的な情熱を生きるスピリチュアルティーチャーを前にすると、ネガティブな自己側面が強調されて浮かび上がってくるのは、そのせいかもしれない。
師を前にすると、なぜか何度も何度も浮かび上がる、強くて重い感情。
それこそが、今向き合うべき、あなたの宝石が隠された場所。
サンスクリット語でこのチャクラは「マニプラ」=宝石の町、という意味なのだ。
ルドルフ・シュタイナーは「黄は放射し、外に輝く」と言った。
間違った使い方をすれば、火は他人を焼き尽くし、
正しく使えば、内なる知恵と情熱を放射することで、その人は自ら輝く。その光は周囲の人々の闇をも照らし出すのだろう。
またこのチャクラは、思考した結果として、他者のエネルギーとも繋がりを持つ。なので毎日のケアがとても大切な場所。
瞑想の姿勢で背筋を伸ばし、第3チャクラに太陽をイメージし、燃える自己の情熱を感じてみよう。
そして、他者から受け取ったネガティブな情報はすべて燃やし尽くしてしまおう。
人に対する批判は、あなた自身に向けられたものでもある。
自己の情熱を大切に尊重することで、霊的な知恵へと向かって行こう。
参考文献
キャロライン・メイス「7つのチャクラ」
サヴァトリ・シンプソン「初めてのチャクラ」
パトリシア・マーシア 「日々の生活にチャクラを活かす」
ジェニー・ハーディング 「実践チャクラヒーリング」
R・シュタイナー「色彩の本質・色彩の秘密」
Yew
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