
「魂」って何だろう? と、皆さんは思ったりしないでしょうか?
魂が震える、魂の歌声、魂からの叫び、などなど世間でもわりと気軽にフィーリングとして使われている印象のある「魂」という言葉。
全くスピリチュアルに興味がない人でも、「あのアーティストの歌には魂を感じる」。。。なんて言っていたりしますよね。
では、あらためて魂とはなんなのか。
魂意識で生きるってどんなことなのか?と、今日は思索をしてみました。
ふつう「魂」を感じられるのは個人の内側の世界(=心の中)だと思いますが、その心の領域には、観察してみると色々な種類の力が存在することが感じられると思います。
まず、1つは気分のようなもの。
これは「だるい〜」とか「今朝は気分がいいなぁ」など、体感から発せられるようなものです。
2つ目は感情。怒ったり喜んだり悲しんだりするエネルギー。
さらに3つ目は、考え、思考というエネルギーです。
よく「あたし、なーんにも考えてないの〜」なんておっしゃる方がいますが、実はそれは不可能なのです^^
よほどふか〜く瞑想状態や集中状態にでもならなければ、普段人間は1秒たりとも考えることをやめられません。(アメリカで行われた研究によると、人間は1日に6万回思考すると言われているそう)、
「あれがこうだからこうで、そうするとこうなって、それで、、、」とこれはほっておけばどこまでも続きますが、
これは「魂」ではなく、肉体意識というものです。
そんな四六時中おしゃべりをやめない思考を、瞑想してじっと見張る(ジャッジもしない)練習をしていると、それが次第に小さくなって、やがてジワッと「魂」が感じられてきます。
心の奥のさらに核にあるようなそんな部分。
私たちが肉体の脳を通して考えたり、感じたりしている、その奥にある非物質の部分がおそらく「魂」です。
もちろん、瞑想ではなくてもアートや映画など誰かの作品やエネルギー・発する光に触れたとき、衝撃を受け自分の生き方を丸ごと変えたくなったような時は、まさにご自分の「魂」に触れたのだと思います。
そんな「魂=ソウル」は、創世の歴史の中で作った傷を持っていたり、タイプ(原型)によって様々な生きづらさや、思考・感情による反応の癖を持っています。
地球の転生に入ってこの世を生きていることの意味は、誰しもこの魂の浄化にあるのだと思います。(聖者などで例外はある)
※Arganzaジェネシスヒーリングはじめ、Albireoで行なっているコーザル体に働きかけるヒーリングワークでは、その心の領域の奥の部分にある魂の傷を癒し、もともとの美点は強化する、そんなヒーリング法です。
現代に於いて、このような優れたヒーリング法が解禁になった背景には、私たちの住む地球が大きな波動上昇期に入ったということがあると思います、つまり過去生などを一個一個やっていては間に合わない。
ですから、このヒーリング法に限らずとも、現在はライトワーカー(スピリチュアル分野に限らず)が、同じように今この時期の人類の魂の浄化に力を注いでいるものと思われます。
つまり「魂」意識で生きるということに至るには、誠実に自分自身と向き合い、気分や感情、ネガティヴな思考などの癖を一つ一つ丹念に調べて、学んで、繰り返さないようにする、そんな自分を律する努力が必要となるわけです。
反応して生きることを辞めることで、その反応を引き起こす出来事を引き寄せなくなる。または同じ出来事が起こっても、ネガな思考や感情が動かなくなる。
そうなれば、あなたのとる行動はどのように変わるでしょうか?これは変化を遂げたあなた自身にしかわからないことです。
そしてその個人の小さな変化や行動の繰り返しが、やがては世界を変えてゆくのだと私は思います。
様々な浄化や学びを経た人は、もう低位(気分や感情、ネガな思考)の意識には囚われずに、魂意識で生きることが可能になるのですが、そこまでの道のりはあまり気楽なものとはいえないかもしれません。はっきり言って多くの苦痛を伴うものです。
然しながら、真理を見通してしまった人には、その(側から見れば)苦しみの生き方、自らのネガティビティという十字架を背負い、狭き門より入ることが、イコール「楽」や「喜び」になるのではないでしょうか。
「本当に神を愛する者は、神を思う時に自分の苦痛を忘れる」と、ある聖女は言ったそうです。
聖女であっても、この世に生きて肉体意識を持つ限り、この道を歩むことの苦痛は伴う。
けれども、「魂」は道を進むことを喜ぶ。「神」とはご自身の魂であり、それを生んだ領域です。
これまで多くの人々は、自らの肉体意識を肯定しすぎ、自然界を破壊しすぎ、わがままになり過ぎてきました。全体性からひどく遠ざかってしまったのです。
この責任は、人類全体で引き受けなくてはならないところまで来ていると思いませんか?
地上に生きる限り、このスピリチュアルな浄化という責任から逃れられる人はいないのだと思います。
by Yew
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