
こんにちは、ゴールデンウィークみなさまいかがお過ごしでしょうか?
神奈川は、今日はとても風が強い。
と、いつも書いているような気がしてきました。。。この住まいのある土地が、特に風の強い場所なのかもしれません^^;
・・・・・・・・・・・・・・
今日は、Twitterでは時々関連事項を呟いていた「四元素」について少し書いてみようと思います。
四元素は全て私たちのチャクラに対応しています。
元素は各チャクラの栄養のようなもの。
第一チャクラは土 第二チャクラは水 第三チャクラは火 第四チャクラは風 (第五チャクラは空)
と言われていて、各チャクラの浄化や活性のワークとしては、その元素のイメージを用いるというものがあります。
・・・・・・・・・・・
「四元素は、宇宙にある生命の木のチャクラを覆い守る最初の四つの封印であると考えられる」(ガイアブックス)
さて、私たちの魂は、この四つの元素に触れた時、物質界に封印される、、、という秘教的な教えがあるのですが、それをどのようにお伝えしたら良いかと考えていたところ、たまたまお客様とのメールのやり取りで、アーユルヴェーダの「トリグナ」についてお話しすることがあり、そこから示唆をいただくことができました。お客様ありがとうございます^^
・・・・・・・・・・・
で、ちょっとややこしげな話になりますが、どうぞお付き合いください。
魂は「プラクリティ」に接触すると、トリグナによって束縛される。。。とインドの聖典「バガバッド・ギーター」には書かれていますが、
トリグナとは、サットヴァ、ラジャス、タマス、、、と言われるものです。
「トリ」とは「3」という意味、「グナ」は「性質」を表し、この三つが「心の基礎となるエネルギー」なのだそう。
サットヴァは、純粋性を表していて、三つの性質のバランスがとれた状態。精神的には愛情や優しさ、正しい知性などを齎します。
ラジャスは、動質・激質などとも呼ばれ、増加しすぎると活動的になりすぎたり、怒りの感情が強くなったりします。
タマスは、鈍質・暗質などと呼ばれ、増加することによって怠惰になり精神活動が沈滞します。
さらにこの三つのエネルギーは20種類のグナに別れてゆくのだそうで、この三つがより本質的なグナとなります。
このうち、問題や病気の原因となるのが、ラジャスとタマス。
でもラジャスだから悪いとか、タマスだからダメということではなく、人生にはいろいろな時があります。なのでサットヴァを目指そう。。。と思えていることがいいですよね。目印と言いますか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
それで、、、
このグナが影響を与えるのが体の性質、(魂が触れたプラクリティである)トリドーシャ。この中に各元素が含まれます。
ヴァータ・ピッタ・カパの三つ。
それぞれ身体的・心理的な特徴があります。ご興味の方は調べて見てくださいね^^
これは体質・気質のようなもので、多くの人は二つを同時に持っている複合体質なのだそう。
生まれつきのものを「バース・プラクリティ」といい、家系や遺伝などの影響はここに現れるかもしれません。
それとは別に、現在の状態を「ヴィクリティ」または「デハ・プラクリティ」というのだそう。
このドーシャも、季節や時間帯、年齢でも変節するものですし、住んでいる土地からも影響を受けます。またこれは、生活習慣やエネルギーワークなどの体質・気質の改善でバランスをとっていけるものです。。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
インド哲学では、宇宙の構成要素を「五つの元素」で表します。
ビックバンによって宇宙「空」が生じ、爆発の波動で「風」が生まれ、風が摩擦を生み「火」を生み出し、そこに重性が加わって「水」になり、そこへ暗性が加わって「地」が生まれた、、、と言われています。
これが「パンチャマハブータ」。
宇宙の始まり、全てを構成する成り立ちを表します。
体の性質を表すトリドーシャでは、
ヴァータは「風・空」 ピッタは「火・水」 カパは「水・地」の性質を持ちます。
このドーシャに、心のエネルギー・グナのうち、ラジャスとタマスが増えてバランスを乱すことで、ネガティブな状態や病気を引き起こすと、アーユルヴェーダでは考えられています。
日本人は周囲を海に囲まれた湿度の高い島国ですから、地と水のエネルギーの影響が強く、ゆえにカパが本来強めの国民性ですが、現代のコンクリートに囲まれた生活やさまざまな習慣からヴァータも増えているのだそうです。
最近は心と体が密接な関係があることはすでに常識になりつつありますが、さらに季節や時間、宇宙の始まりまで、魂を取り巻くあらゆることを包括的に扱うアーユルヴェーダの知恵には本当に感銘を受けます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、、、
皆さんのもともとの魂の持つ純粋性に近いのが「サットヴァ」なのではないかな。(これはどこにも書いていないので、私の考えです^^;)
そんな純粋な存在であった魂が、この惑星で転生する、肉体を持つことを決めたときに、自然元素に触れ、シリウスの創り出したチャクラシステムを持つことになる。
魂は束縛されてみると決めた。
または惑星の磁場内でカルマが生じたなどの、何かのきっかけでそうなった。
一度束縛されて、今度はその状態のまま、そこから解き放たれることを選んできているのではないかと思います。
創造する自在な意識存在へと。
そのように封印が解かれると、全てのチャクラが白く統一され、第五元素(プラーナ)で生きるようになる。
ゲリー・ボーネル氏のある書籍では、地球での転生の最後では、同じ家系に7度生まれ変わると書かれていましたが、それはトライアード(宇宙意識)がダイアード(地球を転成する魂)を次元上昇させるため、なのだそう。トライアードはアセンションさせたいソウルの歴史に類似した家系のエネルギーに引き寄せられるということなのかな?トライアードにはトライアードそれぞれの理由があるのでしょう。
つまり7回かかるくらいそれは大変なことなのかもしれません。7回より少なく終わることもあれば、また人間を進化させない力との関わりにより、それより多くかかることもあるかもしれない。
それを助けるのが、Albireoで近日募集開始予定の、アルガンザ・プログレッシヴワーク「さくらしおん・四女神のMISOGIプログラム」だと思います。
日本では四人の女神として表された自然界の三つの様相と、白山姫による統合のワークです。
ハヤサスラ(空・風の払い)
コノハナサクヤ(陽・日の身削ぎ)
セオリツ(水・水の清め)
シラヤマキクリ(紫金のくくり)
次回に続きます!
by Yew
参考文献「新版インドの生命科学 アーユルヴェーダ」 上馬場和夫・西川眞知子著
「Arganzaヒーラーズカレッジテキスト」
コメントをお書きください